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日向の縁側、眠る猫。

真夏の黒猫によるブログ。 ゲーム、漫画などを中心にしています。かなりディープな趣味の方向け。

かつて見た熱量。


「スーパーマリオ」の登場で、ファミコンは第一次ブームを迎えます。

先にも書きましたが、もはや持っているのが当然。手持ちのソフトも増えていき、ますます子供たちが熱中していくようになります。

ここまでは、TVコマーシャルや雑誌、攻略本などの紙媒体が主力となり、メーカーがゲームを提供してユーザーである子供たち同士で楽しむという関係が一般的でした。


ここで、ファミコンブームは第2の爆発と言うべき新たなムーブメントを迎えます。




そう、この方の登場です。




高橋利幸氏。


おそらく、将棋や囲碁の世界以外で初めて「名人」と呼ばれた方です。



シューティングゲーム「スターフォース」「スターソルジャー」のゲームを通じた「全国キャラバン」という名称の、日本全土に渡る一大イベントを開催。

自分の周辺で、メーカーが発案したイベントに参加することが出来た初めてのケースだったと思います。


スターソルジャーの画像はありました。懐かしい。



確か、自分が参加したキャラバンでは、巨大テントの中にTVとファミコンがたくさん並んでいる所に連れていかれました。
丁度巨大迷路ブームの頃で、そこに併設された特設会場だったような。

係員の方に参加することを伝えると、コインだったかメダルだったかを1枚渡され、ファミコンに繋がっている機械に入れると2分間だけゲームをプレイ出来るようになり、そのハイスコアで順位を競っていたと記憶しています。

名人のブログから推察するに、自分の頃はキャラバンがかなりしっかり確立・認知された後の話みたいですね。
初期はスーパーマーケットのダイエーでの開催だったようですし。



ともかく、このゲームの流行と高椅名人の人気はすさまじいものがありました。
実はよく考えるとハドソンの営業担当に夢中になっていただけという


高橋名人、と言えば16連射。
代名詞とも言える氏のボタン連打が更にブームを燃え上がらせます。
1秒間にボタンを何度叩けるか。
それだけなのですが、いやそれだけだったからこそ夢中になったんでしょうね。

連打には一定のルールが設けられていました。

・道具は使用しない。
(よくしなるプラスチック製定規を利用する方法があったのですが、邪道と蔑まれました。また、連打を補助する様々な器具「早打ち名人高橋君」など便乗商法的な製品もアウトでした)

・・・今思うとビジュアル的に凄いですよね、これ。





・計測は、10秒間のボタン連打によって行う。
これのみを目的とした、「シュウォッチ」という公式ツールもあったんですよ。




スターソルジャープレイは、ハドソン公式とされていた「ジョイスティック」使用。



ローカルルールの話ですが、
何でこんなに体育会系だったんだろう。







そういえば沢山の名言もありました。
やはり一番有名なのは

「ゲームは一日一時間!」


でしょう。
当時の子供たちとしては「名人からの熱いメッセージ」と受け取っていました。
真意はもちろん、「ゲームだけでなく勉強や運動も頑張れ」という意味でしたが、当時はこの発言が元で高橋名人が役員に叱られる、というシーンもあったようです。
(ゲーム会社の社員がゲームを否定するな、という話らしいです。結局当時の社長が「ゲームのプレイ時間の制限によってゲームの寿命がのび、また健康的な会社アピールが出来る」ということで事なきを得たそうです)

とはいえ、この発言でテレビゲームに眉をひそめがちだったPTAのママさん方を味方につけたのは結果的に良かったのでは、と思います。



さて、ここからなんですよ。今回一番驚いたのは。


当然、この後の話題としては「毛利名人」の存在です。
ただ、微妙に知識に乏しかったのでwikiやネットで情報を集めてみたんです。





毛利名人についてのイメージは、「力の高橋、技の毛利」という言葉の流行から「連打の力は高橋名人に劣るが、テクニックで高橋名人を上回る繊細なゲーマー。線の細いテクニシャンのイメージ」でした。



雑誌やテレビ番組でも対等な関係として、高橋名人の終生のライバルのように描かれていた印象です。


・・・しかし調べてみるとイメージと違う真実が。



・元々ハドソンの正社員だった高橋名人。
毛利名人は同人作品を持ち込んだフリーターだった。


・スターフォースをやらせてみたら上手かったので、一時的なアルバイトの形で全国キャラバンの東日本側を担当。(毛利名人はこの頃誕生?)
フリーのアルバイト契約のため、ハドソンの正社員ではない。

・その後、雑誌だかテレビだかで他のメーカーのゲーム攻略を担当したことがハドソンの怒りを買って契約解除。

・高橋名人とのスターソルジャーでの最大の対決シーンの演出は「渡邉浩弐氏」が担当。
トランプタワーやらピアノが上手い、やらも全て演出。

映画出演時、高橋名人27歳。毛利名人19歳。

・・・マジで・・・。
高橋名人と毛利名人って、近い歳だと思ってました・・・。


・・・まぁ、今思うと普通なんですがね。
しかし、高橋名人と対決した当時フリーターだったとは・・・。異世界から来た貴公子的な印象だったのに。





【おまけ】

連打ブームを代表する漫画として、「ファミコンロッキー」を挙げたくて調べていたんです。
「ゲーム拳必殺50連打!!」とか腕の血管が切れても連打する熱い作品だったんですが。





で、作者の方が悩んでいたそうです。

24周目のシルビアが襲いかかってくるなどの「嘘」を書くことに抵抗があった。



















犯人はおまえかーーーーー!!!!!!!!









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  1. 2014/05/28(水) 00:44:52|
  2. ゴールデンオールディーズ|
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