日向の縁側、眠る猫。

真夏の黒猫によるブログ。 ゲーム、漫画などを中心にしています。かなりディープな趣味の方向け。

古い話をしましょうか。







今回はゲームについての回顧録です。
結構ガチでマニアックな話ですので、そういう話が苦手な方はスルーしてください。











「ロードス島戦記」について少し触れましたが、皆さんは「テーブルトークRPG」はご存知でしょうか。

RPG=ロール・プレイング・ゲーム。



海外で生まれたこの遊びの発端は、元々は「ルールのついたごっこ遊び」でした。




黒猫がそのゲームに触れたのはもう20年以上前。携帯電話はおろかポケットベルすら存在しなかった頃です。


当時、家庭用ゲーム機はスーパーファミコンが主流で、プレイステーションとセガサターンが出ようかというあたり。

「ドラゴンクエスト」で初めて剣と魔法のファンタジーにハマり、その後Wizardryやファイナルファンタジーにハイドライド。果ては伝説のクソゲー、覇邪の封印まで遊ぶだけでは飽きたらず、ゲームブックを読みあさっていた時に出会ったのが「ロードス島戦記」です。

角川スニーカー文庫からの発売で、今でいうラノベのハシリのような作品でしょうか。

もう、剣と魔法さえ出ていれば何でも良いみたいな、かなり偏っていた時期でした。
(Wizardryの「隣り合わせの灰と青春」とか今知っている人いるのかなぁ)

毎日毎日学校の帰りに大きな書店に立ち寄っては新刊の発売日を探していました。

今は信じられないかも知れませんが、これほどマニア方面に足を突っ込んでいても学校でいじめのようなものは受けませんでした。
運動部に所属していながら文化系にも友達がいるという不思議な状況でしたね。

(私見ではあるのですが、そういう「嫌悪」はテレビに出ていた「オタク」の語源となったマジックハンドの某芸能人評論家や犯人が死刑に処されたあの凄惨な猟奇事件が発生した頃に助長されていった気がします。)

そんな感じでマニア方面にドップリハマっていたので、「ロードス島戦記」本編の小説以外も色々と手を出しはじめます。

そこで目を惹いたのは

「ロードス島戦記、リプレイ」

と銘打たれた一冊。



本を開いてみると、中に書いているのは演劇の台本のようにト書きがつらつらと300ページほど。

試しに購入し、読み始めて内容を知り衝撃を受けました。


【テーブルトークRPG】

本の中で描かれていたのは、テーブルトークRPGの進行の内容を紙に書き起こして本にしたものでした。

このゲームは、複数のプレイヤーと1人の語り部(ゲームマスター=GMと呼んでいた)で行う会話式のゲーム。



GMが現在おかれている状況を説明し、プレイヤー達が行動を決める。
難しい行動や戦闘行動などは予め決めておいたルールにのっとり、主にサイコロで判定する。



そういう内容でした。
普段使わないような、「8面体」や「12面体」のダイスなどを使うのも特徴です。



つまり、GMが用意すれば剣と魔法、ドラゴンに英雄。どんな世界も思いのまま遊ぶことが出来ます。

スーパーファミコンも技術が進歩して、画面が綺麗になってきたりはしていたのですが、この「テーブルトークRPG」の持つ自由度と衝撃はあっという間に黒猫の心を鷲掴みにし、「一回プレイしてみたい」とひたすら思うようになりました。

そこで、当時「ゲーム仲間」だった友人達に声をかけ、集まることに。

勿論、最初は皆初心者なので事前に購入していた「ロードス島戦記、ルールブック」に書いてあった既存のシナリオから遊ぶという話に落ち着きます。





おっかなびっくりプレイしてみたのですがこれが思いの外楽しく、展開はどんどん拡張。
ゲームのルールも次へ次へと複雑化し(ロードス島戦記は比較的初心者でも遊び易い、分かりやすいルール設定だった)ソードワールドRPGや海外翻訳のダンジョン&ドラゴンズにいたるまで、学校を卒業するまでの数年間毎週のように集まっては遊んでいました。

黒猫がGMの担当になった時には何故か剣と魔法ではなく、「ラプラスの魔」で有名なゴーストハンターシリーズを展開していた覚えが。


最初は一回で完結するような短い話でしたが、だんだん慣れてくると三話や四話と長いキャンペーンに。

ゲーム機も進化し、オープンワールドに代表される自由度の高いゲームやオンラインRPGが当たり前のように手に入る時代になりましたが、当時は当時で「空想の中の自由度」を満喫できたいい時代だったと思います。

机の引き出しには、当時使っていた8面体ダイスが今でもしまってあったりするんですよ。

技術が進歩し、なかなか今のゲームファンの方々にはプレイする機会は無いかも知れませんが、原点を知っておくのも面白いかも知れませんね。

というマニア話でしたが、これを「黒歴史」と言って恥ずかしがるのはちょっと違うかなと思うので、少しブログのネタにしてみました。

ゲームに縁のない方も、かつてのゲームファンの姿を知っておいて頂けたら幸いです。










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  1. 2016/02/20(土) 01:55:08|
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残りの話は。


さて、ここからは発売順を気にせず、ファミコン思い出あれこれを。

「ロードランナー」



黄色のカセットが眩しかった。
本編よりもエディットが大流行。
「それっぽく見せておいて、実はクリア出来ない」という謎ステージをいかに作るかが勝負所でした。






「バンゲリングベイ」


ヘリを操作する、シミュレーション要素がある、など斬新な作品でしたが「ブッブブブブッブ」という謎BGMばかりが気になった記憶が。








「ギャラガ」


ゲーム自体はインベーダー系の作品でしたが、大抵地方の旅館などのゲームコーナーで見かけるため、温泉卓球のような慕情を呼ぶ作品。







「影の伝説」


せっかく姫を助けても、逃げている真っ最中に敵に姫を奪い返されるという詰めが甘すぎる主人公が印象的。







「キャプテン翼」


サッカーボールがネットを突き破り、コンクリートの壁にヒビを入れる。
かと思えばそのシュートを片手で止める。
石崎くんはいつも吹き飛ぶ。
「ガッツが足りない」は永遠の流行語。






「聖闘士星矢~黄金伝説~」



発売当時、週刊少年ジャンプ紙上ではまだ「聖域十二宮編」の途中だったのにラスボスどうすんの、と思っていたらオリジナルキャラで超ガッカリ。








「ボンバーマン」



あっ。











「ケルナグール」


実はかなりの名作。「最初はジャンプもしゃがみも出来ず、中段突きしかない」ことにも驚くが、「主人公からラスボスまで全員が1ドットも狂いなく同じ顔」という恐怖。





まだまだ沢山あるので一旦ここまで。
続きはまた次回に。

  1. 2014/07/27(日) 00:47:37|
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やればやるほど。


さて、古きよきゲームについて再び。

今思えば、ファミコンほど周辺機器が発達したハードはなかったのではないでしょうか。


例えばこれ、ジョイボール。
球体部分がレバーの代わりになっており、直感的な操作が可能なんだとか。



いや、絶対ムリやろ。





次にこれ。
「ファミコンロボット」
テレビのキャラクターと連動してロボットが動くと。




まぁ、ブロックを左右に動かすだけなんですが。






そしてサルのごとくプレイした、「ハイパーショット」







足でプレイする「ファミリートレーナー」に・・・






3Dホットラリーは名作でした。考えたらこの頃から任天堂は3D分野に興味があったんですね。「3Dシステム」です。




そして最強の周辺機器といえばこれ。



「ファミリーコンピュータ、ディスクシステム」です。


パソコンとは違う独自規格ではありましたが、ファミコンより容量に優れたディスクを使用した画期的なゲームマシンでした。





名作として語り継がれ、数々の続編を生み出したシリーズの産みの親でもあります。







当時は確か、一大ヒットを飛ばした「スーパーマリオブラザーズ2」をキラーソフトとして販売していたはずですが、店頭で見た「ゼルダの伝説」のタイトルに流れる音楽に感動したものです。


思えば「ゼルダ」に「メトロイド」、「悪魔城ドラキュラ」など、本当に息の長いシリーズになったものですね。



さて、しかしながら周辺機器ということは、それなりにお金もかかるものです。
いくらバブル期といっても、全国のお父さんの財布がピンチです。

それを読んでいたのか、任天堂はまさかの戦略をとります。





当時は各おもちゃ屋さんに一台あった「書き換えマシン」です。

なんと、手持ちのディスクを1作500円で別のゲームに書き換えてくれるという夢のようなシステムです。


書き換える以上、前のゲームはなくなります。
しかしながら500円という安価で次から次に新しいゲームをプレイ出来るのです。
・・・どうやって開発費を回収したんでしょうね。

ゲームの容量によっては、面に1作、裏に1作と2本のゲームを1枚のディスクに入れることも出来ました。
もちろん、合計1000円取られるわけですが。



「悪魔城ドラキュラ」


「スーパーマリオブラザーズ2」



「ふぁみこん昔話・新鬼ヶ島前編/後編」



ちょっとマニアックですが、「クレオパトラの魔宝」




絶対数が少ないとはいえ、ディスクのゲームには外れが少なかったと思います。


機会があればまたプレイしてみたいですね。





  1. 2014/07/02(水) 00:07:24|
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残念ながら君の冒険はここで終わりだ。


さて。ドラゴンクエストを始めとする一連のファミコン作品。
これを他の業界が黙ってみている訳がありません。ゲームを題材にした様々な関連商品が出てきます。

とりわけ自分がハマったのは、ゲームブックでした。


確か最初はA4サイズの用紙5枚くらいの非常に短いゲームだったと思います。
内容は忘れてしまいましたが。

まだまだコンピュータの力が低く、人間の創造した細やかなエンターテイメントを表現するのは紙媒体の領分でした。

ゲームブックをご存知でない方もおられるかもしれませんので補足しておきます。

小説形式で文章を読み進めると、要所要所で選択肢が出てきます。






あなたは扉の前に立っている。扉を開けて中に入るなら→2へ。開けずに引き返すなら→3へ。






といったような感じです。

後々、「かまいたちの夜」に代表されるサウンドノベルはこれに映像と音楽、効果音を足して臨場感を増したものですね。

初期の頃は双葉社から発売されていた、ファミコン原作のゲームブックを友達と買い、お互いに貸し借りしていました。
選択肢を選ぶだけなので、簡単に読める作品でした。
ゲームソフトと違い安価というのもポイントが高かったです。





「ドラゴンクエスト~甦る英雄伝説~」一番最初にプレイしたゲームブックです。
よく画像があったなぁ。

とりあえずドラクエというタイトルならなんでも良かった時代に購入したものです。

(後程書きますが、当時は病的なまでの「ドラクエ厨」でした。後年長く発病する中二病の前触れだったんだと思います。痛い。痛すぎる)








ドラクエ2。
性能と立ち位置から仕方がなかったのか、書籍でのサマルトリアの王子はどの作品でもとにかく不遇です。
まぁ、主人公はどう見てもローレシアの王子。
ムーンブルクの王女のことが好きなのに、3人の関係から身を引いたりフラれたり。
ひどいものだと死亡フラグの後にメガンテ(!!)という展開もあるという。
髪型も変だし。
嗚呼、可哀想なサマルトリアの王子。

まぁゲームでも器用貧乏なだけですが






変わり種だとこのあたり。
「所さんのまもるもせめるも」というゲーム自体は存在するのですが、このゲームブック、なんと著者が所ジョージさん自身。
本当に多芸な方です。


さて、ゲームブックも色々プレイしていくうちに、もっと奥深い、複雑な作品をプレイしていきたくなります。

凝ったものではステータスシートを書くもの、フラグにチェックを入れるもの、アイテムカードがあるものなどもありました。

学年が上がり、一般書の読書量が増えるとどんどん難しいゲームに挑戦したくなったものです。
その内海外作品(もちろん翻訳版)に手を出していき、様々な作品をプレイしました。





多くをプレイしましたが、国内外を含めて自分のベストオブゲームブックはこの3冊。







ご存知な方なら「おおー」と言って頂けるのではないでしょうか。


「ザ・タワー・オブ・ドルアーガ三部作」

一冊あたり20階。ガチで60階の塔を攻略する名作です。
勿論、小説なのでオリジナル展開も満載です。

最大の楽しさは、「マッピング」にあると言って良いでしょう。
(この時身に付けたマッピングの癖が、ファミコンゲーム「女神転生」の時に役に立つのですが、それはまた別の回で)

このゲームにハマっていた数人の友達と、普段は全く興味のない方眼紙を買って文房具屋のおばちゃんに不思議な顔をされたものです。

第三部「魔界の滅亡」だけなかなか見つからなくて、近所の本屋さんが面倒な顔をするのも構わず取り寄せてもらいました。
やっと完結編を手に入れた時の感激と興奮といったら!

「単なる本」のはずなのに、あんなにワクワクしていた時代が懐かしいですね。

表題の「残念ながら~」は、難易度の高い海外版のゲームブックによくあった表現です。
何度この文にぶつかったことか。


  1. 2014/06/07(土) 16:06:24|
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犯人はヤス。


「スターソルジャー」以降も様々なゲームが登場します。

ただ、この頃の特徴としては、アクション、シューティング、スポーツなどの「直感的にキャラクターを操作するゲーム」がメインとなっています。

子供たちが遊びやすいジャンルだからでしょうね。







・・・しかしマジで懐かしいなこれ・・・。






そんな中、ゲームファンなら誰もが知っている表題のネタバレ発言を生んだ「ポートピア連続殺人事件」が登場します。



ちなみに、ヤスの本名は真野康彦(まの やすひこ)って言うんですよ。知ってました?



罪状はおろか被害者や手口も知られていないが何故か犯人だということだけは皆が知っているという稀有な犯人です。



元々パソコンでのアドベンチャーゲームでしたが、キーボードで「イドウ シロ」など直接打ち込まなくてはいけなかったコマンド方式を、写真のような矢印形式に変更するなどの工夫が加えられて登場したそうです。

ご存知かも知れませんが、「ポートピア」は子供たちに「文字を使うゲーム」に慣れさせ、後にエニックスが出す予定の「ドラゴンクエスト」を販売する為の布石だったそうです。ゲーム黎明期の伝説的な販売戦略です。
プロデューサーの千田さんマジ有能。





そして、日本の子供たちにRPGというジャンルを深く浸透させ、おそらく自分のオタ道の初の分岐となる、「ドラゴンクエスト」が登場するのです。







ちなみに、ドラゴンクエスト誕生秘話を綴った「ドラゴンクエストへの道」という漫画がありました。今も古本屋などにはあるかも知れませんが、見かけたら一度読んでみてください。
何故か○○誕生秘話って凄く面白いんですよね。オススメです。


ところで、「ドラゴンクエスト」はテレビCMもセンスが良かったんですよ。

真っ黒な画面に、一瞬ドラゴンが現れて
「ド・ラ・ゴ・ン・ク・エ・ス・ト」と野太いおっさんの声で言うだけ。

子供心に「なんだか分からないけど、格好よくて面白いゲームが出たみたい!」って。

後年色々分岐しましたが、これが今でも愛されている「国民的RPG」との出逢いでした。



  1. 2014/05/30(金) 01:10:45|
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