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日向の縁側、眠る猫。

真夏の黒猫によるブログ。 ゲーム、漫画などを中心にしています。かなりディープな趣味の方向け。

了。


シェンムー3、クリアしました。

【総評】



65/100



これが、本作に対する黒猫の評価です。

18年の歳月を経て再び現れた作品は、紛れもなくシェンムーでした。

あの日、溜息とともにドリームキャストの電源を落としたプレイヤー達には大いに満足のいくものだと思います。

それくらい本作は旧作に対する愛情に溢れていました。

黒猫としては原作者鈴木裕氏のシェンムーに対する執念にも似た情熱に感謝したいと思います。

その上でもし続編があるのなら、静かにそれを待ちたいと思いますし、そう思うに足る出来でした。


本作を「シェンムー2の続きを待ち続けたファンに向けた作品」と位置づけるならば間違いなく120点の出来だと思います。



【しかし】

シェンムーファン以外の、初めてプレイする層への作品と位置づけた場合、非常に厳しいものと考えざるをえません。



【物語】

かなり中途半端な印象になると思います。
例えるなら、序盤の粗筋を誰かに教えてもらって3話くらいから見るドラマ。しかも完結しません。

このゲームを「涼の成長物語」として受け取ることができなければかなりの消化不良作品となるでしょう。




【野暮ったいアクション】

移動や戦闘、会話など普段の行動の大半が近年のゲームと比較し洗練されていないと感じるかも知れません。


モタモタしたアクション。
ただただ単調な修練など、最近のゲームと比較するとかなり泥臭い部分が目立つと思います。

ゲーム内ミニゲームも、龍が如くなどと比較すれば非常にチープに感じるかも知れません。




【初見殺し】

シェンムーの特徴の一つであるQTEですが、入力受付時間がかなり短く感じます。
初見ではほぼクリア不可能ではないでしょうか。
結果、映像シーンの緊張感というより繰り返しムービーを見せられながらボタンを連打する覚えゲー、という感想になると思います。



【展開】

一番印象深い部分は、本作はどちらかというとシェンムー1寄りの展開だったと言う事でしょうか。

ラストこそ盛り上がりを見せますが、全体としては非常にゆったりとした時間が流れていきます。

序盤の白鹿村、中盤~後半の鳥舞のどちらも良くいえばまったり、悪くいえばメリハリのないストーリーが続きます。


【これがシェンムーなんだよ】

厳しい意見を多く書きましたが、シェンムーファンにとってはそれがそっくり「シェンムーらしさ=長所」となります。

黒猫も今述べた諸々は

「これがシェンムーの味なんだよ、分かってないなぁ」

と思う側の人間です。

じっくり、ゆっくり主人公「涼」とともに雄大な中国の雰囲気に浸る「雰囲気ゲー」であり、細部まで作り込まれた箱庭を楽しむゲームでもあります。

しかし、「既存ファンが望むもの=新規顧客の満足」にはならないのがシェンムー3の難しい命題でもあります。

続編の「4」を作るために最近のゲームに「寄せて」しまえば逆にシリーズのファンにとっては満足のいかない結果となったと思います。

どうすれば正解だったのか、黒猫にも見当はつきません。



【涼の成長】

本作でも描かれている涼の成長。

前作で八極拳の師である桃李少から指導を受け、九龍城の地下格闘技のトップを叩きのめした実力を身につけた涼。

しかし武術のさかんな白鹿村や鳥舞ではまるで歯が立たず。

そんな時に彼の目の前に必ず新たな師となる人物が現れてはその実力を上げるよう導きます。

少しずつ、確実に拳法家として実力を上げていく描写はやはり漫画「拳児」を彷彿とさせますね。


【それでも】

個人的にはとても良かった。
間違いなく「あの日」の続きが楽しめたことに満足しています。

あとは、頼むから4でてくれ!
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  1. 2020/01/25(土) 08:05:40|
  2. シェンムー3|
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まさかの展開。


シェンムー3、モタモタしてたらdlcが。

何バトルラリーって。




どうも白鹿村を敵と戦いながら駆け抜けるレース風ゲームのようですが、涼とレンは分かるけどメインビジュアルの女の子は韋珍じゃねーか!


いや、確かに拳法一筋の脳筋少女として序盤のNPCとしてはかなり可愛いけどさ。

このビジュアルだとアレかもしれませんが、「私より強い男しか認めない」というタイプの子で、しかもどちらかというと今は恋よりも懸命に拳法を極めるため日夜努力する、といった子。
涼のことは日本の拳法家として尊敬するがある事件で急に涼を意識する、といったシナリオ持ち。


全くノーマークだったよ!



全くよくわからないdlcつくりやがってシェンムー制作陣め(課金ポチー)




【旅は続く】

こういう風景はなんかほのぼのする。



一方、涼の修行。


やっと十段まできた。



地味な修行に明け暮れついにここまで。
長かった。

これでシナリオ上の敵に負けることもないでしょう。多分。


【シェンファの闇】

シェンファヤンデレ疑惑。



結構涼への嫉妬が激しい気が。
二人は恋人ではないのですが、日本の思い出を話したときに原崎の話題にやたら喰いついたり。

鳥舞でもそれっぽい展開も。
魅力のある人物も多いし。





プレイヤーとして見る限り、あくまでも涼の行動理念は武徳の「義」(正しいことのために躊躇うことなく行動する)に沿っています。

例えば寺の巫女、詩鈴という女の子がいる寺がゴロツキに滅茶苦茶に破壊されたので、涼はシェンファとの会話で

「寺の巫女が困っていてな、何とか助けてやらないと」

というのですがシェンファの反応が

「へえー、巫女さん、巫女さん、
ね」

と穏やかではなく。

さらに涼が

「確か詩鈴という子だった」

と言えば





何!?何が分かったの!?


怖えよ。




まあ涼もラノベかというくらいモテるのが悪いという話も。



【今日の鳥舞】

さすが中国だなぁ、という場所発見。






北京ダック専門レストランの裏山に

「アヒル天国」という養鴨場。

アヒル的には地獄でしかない。

  1. 2020/01/23(木) 20:09:45|
  2. シェンムー3|
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これぞ、シェンムー。


ついに刃武鷹きた!

あれ、声優さん変わった?






久々に再開したゲーム。

当然のようにシェンムー3を遊んでたいる訳ですが、なんだかんだでメインストーリーが進まない。



最近のゲームみたいにたたみかけるようなイベントが起こる訳でもなく、あいも変わらず「○○さんを探せ」的なベタなお使いイベントが続いているだけ。
もちろんクライマックスまでには何がしかのイベントが発生するのだとは思うのですが、今は舞台である鳥舞の街をただプラプラしているという。



こう書くとクソゲーじゃねえかと思われても仕方がないのですが、不思議なことにそうは思わない。

街や世界に「浸る」という感触です。
鳥舞を観光し、そこにある世界やモノに触れるのに凄く満足感があります。




これは涼の、そして、あなたの物語。

シェンムー1の販売文句です。

書いていて気がついたのですが、「楽しい」ではなく「満足感」なんですよね。

この「涼」にどこまで感情移入し、プレイヤーとして物語をどんな風に演出したいかによってこのゲームの面白さが変わる気がします。

「涼ならきっとこうする」

のような。


【涼からみた景色】


毎日の拠点となる鳥舞旅社から見える光景。
夜になるとシェンファと語らう場所に。



なお旅社の1階では日本や香港に国際電話を掛けることが出来る。



かつての声優さんの声が聴けて嬉しい。
色々な人に電話が出来るが、「涼ならきっとまずこの人に掛ける筈だ」と想像して稲さんを選択。
こういう想像も楽しみの一つ。

稲さんの声も新規収録なので楽しい。
次は誰に掛けよう。
久々に伝説の棒読み娘ながらヒロイン格の原崎か、次点でシェンムー1の親友ポジションの陳貴章か。

一日ずつ違う人物に掛けてみる。

と思ったら福さん(涼の兄弟弟子)に掛けてたよ。




徳清さん。



「シェンムー2」に出てきた徳林さんの兄らしい。
兄弟揃って濃い顔だなオイ。
今回はフォークリフトのバイトを教えてくれます。
っていうか、フォークリフトの操作方法、体感的に覚えてた。
宿代が足りなくなってきたので助かる。



やっぱりシェンムーといえばフォークリフトですよね。

アルバイトの傍ら、日々の鍛錬は欠かさない。



今までの寸拳、馬歩に続き「鶏歩」を修練に取り入れる。
円に沿って構えながら歩く涼をただただ矢印で追う地味な訓練だが、これこそが武徳の一つ、「功」(日々怠ることなく修練すること)というものだろうと納得できるかどうかでシェンムーとの距離感が決まる。


毎日決めた通りの鍛錬とアルバイトをした後は、鳥舞の街をあれこれ散策。

鳥舞はかなりの都市ではあるが、時代設定がいかんせん昔なのと、やはり中国奥地という設定であちらこちら古い時代のものが散見する。

一番の最先端ゲームが並ぶゲーセンですらこんな感じ。











スマートボールやカートゲームなどは、今遊ぶと一周回って逆に面白い。

他にも家電ショップでこの品揃え。



かと思えばシリーズのおなじみトマトマートが何故かあるという。





これだけ回っても、鳥舞にはまだ歩いていない地区がある。



とにかく広い。
白鹿村の何倍くらいなんだろうか。


とにかく、今はこの地味な世界がやめられません。
  1. 2020/01/15(水) 03:44:06|
  2. シェンムー3|
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戻りえぬ道。


武功館で演舞をする涼と、
庭のシェンムーの木を見上げるシェンファ。

なんか知らんがめっちゃ感動した。







【とはいえ】


やはりというかなんというか。
一般販売ではシェンムー3は爆死みたいですね。
基本的にCFと初回販売で需要のある層には売り切ったと思うので今後の伸びについても望みは薄く。
結局完結はしなさそうだなぁ。



プレイフィールとしてもほぼ前作までのファンに全振りした作りになっているため新規層の獲得には繋がりにくいと思います。

その分、シリーズのファンにとっては「あの日の続き」が遊べる非常にいい出来になってはいるのですが。
「超豪華なファンディスク」みたいな感じでしょうかね。



故に、前作までのプレイヤーにとってはまごう事なき「あるべき姿」のゲームであり、ある意味満点の作品。

そのためかなりの癖を伴うので、新規プレイヤーにとってはかなりのチャレンジを必要とする上にゲームとしての驚きもそこまではないでしょう。

雄大な中国の雰囲気を感じつつ、まったりじっくり遊びながら涼の成長を見守ることができるのかがポイントになりそうです。


特に昔ながらのおつかい系クエストや、地味な聞き込みと捜索が苦手なら避けた方がいいかも知れません。

Amazon評価でも満点をつけているのは殆どが続編を待ち続けた旧作のファン。
未経験者はマイナスのレビューも均等に読んでおくことをオススメします。

もちろん、飢餓感でハードルが上がりまくっているシェンムーファンを唸らせたというのは流石の一言。ハードルを考えれば120点の出来だとも言えますが。

俺屍2事件などに代表されるように、過去作が偉大すぎてファンの中に構築された「このシリーズはこうあるべき」という期待を越えることは簡単ではありません。

それ故に決してクソゲーではありませんが、人を選ぶため神ゲーともいい切れない独特の癖が問題ですね。まさに賛否両論。



全体的にゆっくりした雰囲気ですが、まったりとばかりいかないのは拳法ゲームだからでしょうか。



【戦闘はなかなかキビシイ】

チュートリアル戦から先の戦闘は意外に難易度が高いと思いました。
「体力」「攻撃力」「クンフー」をきっちり育てないとなかなか勝てません。

ただ闇雲にボタンを連打するのではなく、日々の地味な鍛錬がそのまま勝利に近づくという妙なリアルさを持っています。


また、敵の動きをよく見て囲まれないように立ち回りつつ、ガードやスウェイで攻撃をいなし隙をつくようにしないとあっという間に負けてしまいます。

武術ものとしてしっかりした作りにしたいのだとは思いますが結構シビア。

しかし上達して敵にクリーンヒットを決めるとまさに拳法家気分。
狙いすました一撃は格闘ゲームとは違った快感がありますね。




【お願いクンフー】

そんな事情もあり、黒猫の涼は毎日割と律儀に決まったスケジュールをこなします。


①シェンファに見送られ、寺へ。

寸拳×3セット
馬歩×3セット
散打(スパーリング。技書があるときのみ)


②13時くらい

金策

☆薬草探し
☆薪割り
☆ガチャガチャ


③15時

シナリオ進行(メインストーリー)
散打(技書ありのとき。ここでは自雄か韋珍がメイン)



④19時

帰宅

シェンファとおしゃべり。
時折顔じゃんけん(白鹿村の流行らしい)


⑤就寝


これを延々と繰り返します。



やってる本人は楽しいのですが、他の人からみたらどうだろう。


身もフタもない言い方をすれば、凄いリアルにした現代版ケルナグール的な印象という。


さて。

ここしばらくのプレイで、遂に本作のメインフィールドである「鳥舞」に到着。




こういうアジアの雰囲気溢れる描写はまさにシェンムーの真骨頂ですよね。



シェンファ以外のメインキャストもここから。
刃武鷹もいよいよ登場なのかな。
凄い楽しみです。

  1. 2019/12/06(金) 00:57:33|
  2. シェンムー3|
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のどかな日々と胡弓の調べ。


シェンファの家にあるシェンムーの木。
桜に似た大木で、涼の実家にあった桜を思い起こさせる。




ぼちぼちクリアの感想なんかも上がってるっぽいですが、週数時間程度プレイヤーの黒猫はまだ序盤です。

ただこうやってじっくり遊ぶのもいい感じ。


ネタバレを控えた上でざっくり言えば、白鹿‎村に現れたゴロツキを探して聞き込みをしているところ。

ただ癖で凄い寄り道しちゃうんですよねー。




今回、ガチャガチャのモーションがかなり省略されてます。
最初は「ええー」と思いましたがこのカットでガチャガチャのテンポが上がり、連続で引きやすくなるため結構好感触。

しかも今回、ガチャガチャのコンプリートはなかなかいい感じの金額で換金出来るみたいで。これはこれでいいかも。

【白鹿村】









最近のゲームはグラがいいので、特別綺麗な訳ではないのですがなんというか独特の空気感が凄くいいのがこのゲーム。
白鹿村は自然豊かな辺境の村。
娯楽も日本の昭和にあったようなものだけ。






【本気を出すヒロイン】

シェンファ可愛すぎる説。

ゲームを開始した直後はなんとなく不思議な雰囲気でちょっと芯が強い感じの子。




多分日々のラストで涼が会話することで親密になってくる仕組みだと思うのですが、会話が面白くてついたくさん話をしてしまいました。(シリーズを知っていれば涼がする過去の思い出話が懐かしい)

シェンファと親しくなると、朝起床する時や出かけるときのシェンファとの距離がどんどん縮まってきます。

最初は涼が一人で起きていたのが、部屋の扉から声がかかるようになり、今度は手で起こしてくれるように。









やばいわ。

今年イチのヒロインはまさかの帰ってきた山岳ダッシュヒロインかも。

  1. 2019/11/27(水) 01:02:45|
  2. シェンムー3|
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